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「ケルベロス 紅の狼」に投稿された感想・評価

わこつ

わこつの感想・評価

4.3
政治の闇によって愛娘を突然奪われた警官の男が復讐の鬼と化し、娘の仇を討つべく、そしてやり場のない怒りをぶつけるべく汚職政治家達を次々と手にかけていくブラジル産ダークヒーロー作品。
警察内部にも広がっていく汚職、貧富の差、医療問題といった現実的なテーマも描かれているがそれと同時に
「悪者を殺すのは悪なのか」
「復讐は誰の為なのか」
といった鉄板のテーマも掲げられており、妻や親友の説得も虚しく男は自らの目的の為にひたすら突き進んでいく。

アクションは正直編集でそれっぽく見せてるのが丸見えだったしCGもそんなにクオリティは高くなかったけど銃撃戦はなかなかリアルで見応えがあった。
これに関しては現実社会に本物の銃が溢れ返ってて軽犯罪でも拳銃が使われたり銃撃戦が日常風景と化してるブラジルが作った作品だけはあるなと思ってしまった。

ダークヒーロー作品とは言ったが、主人公も敵も誰一人として“スーパーパワー”を持っている者はおらず、主人公はひたすら鍛え抜いた肉体と長年の経験で培った知識で敵をなぎ倒していく。
劇中に何度か「映画ではないのだから〜」というセリフが出てきたが、これは劇中で起こっている汚職や貧富の差や医療問題といった様々な問題も全て現実に起こっている問題であり、
私服を肥やす政治家も、治療を受けられず死を待つしかない人達も、かけがえのない家族を奪われた罪のない人達も、決して映画の中だけではなく現実世界にも存在しているのだと言う事なんだろうなと感じさせられた。
日本でも起こりうるかもしれないし、もしかしたら起こっているかもしれない。
ただのチープなアクション映画などではなく、リアルな社会問題を鮮明に映し出した良作。

あと、ヒロインを演じたTainá Medinaさんがえげつなく可愛かった。。美貌と愛嬌をばっちり兼ね備えててもう女神ですね。
M少佐

M少佐の感想・評価

4.0
 「あいつらを殺したいと思ったことは無いのか?」

ブラジルの腐敗政治を暴こうと活躍する警察特殊部隊。
彼等は警察としての職務を全うするも巨悪には手が届かない。
そんな時に警官の一人の愛娘が殺される…
その警官は汚職議員を次々と抹殺し始めるが。

原題大切にしろや案件。
まんま押井作品からのパクり題名。
まぁ見るからに「ケルベロス紅い眼鏡」を意識したと思われるがビジュアルが似ているので仕方なし。
ちゃんとパッケージ通りのダークヒーローなので満足。
原作がコミックとはビックリした。
あくまでガンアクション主体でそこまでの残酷はないのが救いだが人がバカスカ死ぬのは免疫が無い人にはお勧めできない。
主役が元々ハイスペックなのが頼もしい。

ストーリーもしっかりしているのでクライムアクション好きには進められる。
埋もれるには勿体無い作品。
joy

joyの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

根底には絶望的なほどの政治不信がある。

その憤りを爆発させた感じ。

当のブラジルで思いを同じくしている人にとっては共感を呼びそうだ。

個人的には共感するには、映画の立ち位置がほんの少しずれていた。

途中まではバランスをうまくとっていたように思うが、終盤になって離れていった。

面白い部分もあるが、かゆいところに手が届き切れていない、惜しい映画といった印象。

そこまでバイオレンスでもない。
BoltsFreak

BoltsFreakの感想・評価

2.8
何の期待もせず鑑賞。
話の舞台はブラジルと割り切って観れば、このゆるゆるな感じはアリ。
ケルベロス 紅の狼鑑賞。AmazonPrime。レンタルで¥550。地獄の番犬なのに狼…とはこれ如何に…とタイトルに突っ込みですが表紙詐欺ではなくキチンとパッケージ通りの主役の格好に一安心。復讐を孕んだ勧善懲悪モノとは一概に言えず、根深いテーマを持った作品。こう言った事を例えるのは駄目なんですが、エルメェス・コステロ兄貴…いえ姉貴の言葉がずっと鑑賞中に浮かんでいました。わからない方には申し訳ない。ラストは続編を示唆する様な演出。作成、期待したいです。
harman

harmanの感想・評価

2.5
"blackhole sun"はどんなシーンで流れても鳥肌。
ブラジル産ダークヒーロー
人気コミックの映画化だそう!

主役がとにかくムキムキでイケメンで色気ムンムン☆
ジョー・マンガニエロみたいで鼻血がぶぼぁー!ですw

まぁせっかくのイケメンもマスクで隠れてしまうのですが…

ストーリィは単純明快。
イケメンとアクションを素直に楽しめる作品でした♪



ブラジル、めっちゃ荒れている。
金持ちは金にまみれ、貧乏人は病院にすら行けない。

そんな国の特殊武装班所属ミゲル。
悪徳知事の逮捕に成功する。

しかし、その恨みからか幼い娘を殺されてしまい、ブチキレ!
ガスマスクを被り、世直しを開始した。

近寄ってきたハッカーのニナとも協力し、娘を殺した犯人を探すのだが、犯人は金とコネで迫ってきて……



長身イケメンもじゃもじゃムキムキ( ´∀`)
あぁ~眼福☆

しかし何処の国も腐ってますなぁ…
ダークヒーローは本当に今こそ必要だと思う。

"政治の腐敗は社会の歯車のひとつなんだ"
なんて。

最後のニナの独白は全世界に響く。

ガスマスクは何故か目が赤く光る仕様(笑)
暗殺に超不向きだと思うのだけど!

殺されちゃった娘役が、これまた可愛い♪
眼鏡のちょっぴり生意気ちゃん。

アクションは近接戦が多く、パルクールぽいのも入れ込み、少ないながら血糊も上質!
使用銃もゴツくて良い~
タコ殴りシーンは最高です(* ̄∇ ̄)ノ

血飛沫、爆発がCGなのは惜しかったし、ニナとの絡みももっとあれば良かったなー

が、これはなかなか面白い☆
あと2作くらい作って欲しいですね(〃∇〃)
ブラジル産アクション映画という未知のジャンルとスタッフ・キャストも日本では無名だったが、内容は『狼よさらば』シリーズや『パニッシャー』シリーズなどの王道ヴィジランテ映画のストーリーを踏襲している。

ダークヒーロー、ヴィジランテ、リベンジ、この三つの素材を無駄にすることなく娯楽映画の基準値を満たした痛快なB級映画として楽しめる作品。法の裁きをせずに憎いからと自分の手で犯罪者を処していいのか?とヴィジランテ映画の永遠のテーマをこの作品でも扱っており視聴者に訴えかけている。

ドラマ、アクションは共に並。ダイナミックなアクションもなく主に銃撃戦がメイン。

登場人物の設定や活躍には不満が少々あったが、それでも、それをカバーするように主人公の紅く眼が光るガスマスクを着用して屋上にいるところを空撮したシーンや真っ赤な眼光の残像が乱れる暗闇のでのアクションシーンは正体不明、動機不明の殺人鬼的な恐怖要素も相まってダークヒーロー要素が色濃く出た絵になっていたので見応えがあり、退屈することなく安定した面白さがあった。CGの雑さは低予算映画なのでご愛嬌。
ジャケットレンタルしましたが、ビジュアルがめちゃくちゃかっこいい。キャラクターとしては新ヒーロー誕生かと思いましたが、これで完結か?まあ1歩間違えれば大統領暗殺ですもんね。ただこのダークヒーローを無くすのはもったいない。続編期待。映画自体もブラジル産で新鮮。
途中から「リアル鬼ごっこ」の、追っかけてくる奴に見えてきた。
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